アウトライン化したら一部の文字が太く表示される

イラストレーターで、PDFに出力する前フォントをアウトライン化し、画面で表示すると一部の文字が太くなったり潰れたりする。
結論:PCなどのディスプレイの解像度の低いことが原因で、データ上では変形していない

ディスプレイが原因で表示が変化するのを確認する

拡大をしてみる

通常の表示(125倍表示)

先頭の"l"だけ太くなっている

拡大表示する(400倍表示)

変形は起きていない

フォントの持っている文字情報について

フォントは「ヒント情報」を持っている。
解像度が低いディスプレイ(主にPC)で、小さい文字を表示する時であっても、見やすくきれいに表示させるためのもので、重なりや太さなどを調整している。
アウトライン化した文字は、このヒント情報を失い、調整がされず、解像度によって潰れて見えることがある。